03年5月2日 大阪2日目

2003年5月2日(金) 午後6時半開演
CHAGE&ASKA CONCERT TOUR 02-03 THE LIVE
大阪城ホールにて


セットリスト
~Opening Movie~
夢の番人
この愛のために
BROTHER
(MC)
the corner
パラシュートの部屋で
夢の飛礫
(MC)
WALK
今日は…こんなに元気です
(MC)
僕はこの瞳で嘘をつく
終章(エピローグ)
鏡が映した二人でも
(MC)
SAY YES
ひとり咲き
YAH YAH YAH
なぜに君は帰らない
港に潜んだ潜水艇
Trip
THE TIME
PRIDE
(MC)
太陽と埃の中で
~Ending Movie~



昨日の興奮も冷めやらないまま、大阪2日目のコンサートを迎えました。会場に行く途中でご飯を食べて5時半過ぎに会場に到着。
頼まれたグッズを買うためにグッズ売り場に向かいました。開場直後だったためか、グッズの列はほとんどなく、ほとんど待たずにグッズを購入することができました。
そして、今日もC&Aスタッフの西澤さんを発見!!新しくグッズになったスタッフ用Tシャツを着て、ファンクラブ入会受付のところでお客さんに呼びかけていました。そういえば、西澤さんってFC担当でしたね…。
昨日は会場に入るまでに知り合いを何人か見かけましたが、今日は誰にも会いませんでした。で、そのまま会場に入りました。

時間があったので、4日と5日の座席を確認しに行ったり、1階のロビーでジュースを飲んだりしてくつろいでから座席に着きました。
今回の席はアリーナの28列目の真ん中のブロックの端っこ。昨日のようにど真ん中とはいえませんが、真ん中に近い席です。ただ、前の人が大きいと見えないなぁという不安を残しつつ開演を待っていると、私の前に座った人は背の大きい男性で、正直がっかりして、「あ~、今日は見えないかも…、その代わり昨日はよく見えたし、これも運命かなぁ~」と覚悟を決めました。私の身長が154cmと小さめなので、ついついそういうのが気になってしまうのです。
よく見ると、視線の先には背の高そうな男性がたくさんいて、「今日はスクリーン鑑賞かなぁ~」と諦め気味。

今日も10分遅れの開演でした。
始まる直前に前の男性がいきなり服を脱ぎ出して戦闘体制に。下にきていた服は今回のツアーグッズの手染めの赤Tシャツ。手にはメモ用の紙とペン。
(実は、私も一度ライブ中にメモをとろうとチャレンジしたのですが、ライブに集中できなくてメモを取るのは無理でした。大体いつもは帰りの電車の中や帰宅してから、内容を忘れないうちにモーレツなスピードでメモを書いています。)
で、この男性、かなりあちこちのライブに行っているようで、みんながやっている振り付けのほかに、「the corner」の腕を2回上げる振り付け(私はこの振り付けは流行ると思ったのですが、未だにごく一部でしか流行っていないようです…)と、「パラ部屋」の「チュチュチューラーイ♪」の振り付けと、「trip」の指パッチンと挙げればきりがないのですが、すべての振り付けをバッチリと決めていました。
他にも自分流の振り付け(例えば、「THE TIME」のCHAGEさんが楽器を叩くまねをいっしょにしたり)をして楽しんでいるようでした。
…って、私は誰のレポをしているんだっ!!
今日のムービーも笑いはぼちぼち。ムービーはその男性の頭でちょっと見にくかったです。
二人が登場し、みんなが一斉に立ち上がりました。見えるかな~?と不安に思ったのですが、なんとか隙間から二人が見えてほっとしました。

♪「夢の番人」
♪「この愛のために」
♪「BROTHER」

最初のMC。
ASKAさん「2日目です。ツアーの後半戦でやっと来れたわけですが、いつも通りにやっていきたいと思ってます。」
ASKAさん曰く、これまでの「THE LIVE」のステージで積み重ねてきたものを披露するとのこと。見ているほうも「どんなステージになるのかなぁ?」とワクワクしてしまいます。
そして、観客に「ちょっと硬いですね~」というASKAさん。観客もまだ緊張が取れてないのかな?
「線で追ってくれている人、点で追ってくれている人、戻ってきた人、初めての人、無理矢理連れてこられた人、僕らは無理矢理連れてこられた人にポイントを置いていたりするわけです。最後には口説き落としてみせます!!」
ASKAさんの「口説き落とす」発言にまたまたドキドキの私。
「最後には言葉ではいえないようなものがここらへんに浮かんでくる、幸せだなぁというものが出てくるところに向かっていきたいと思っておりますので、どうかお付き合いください。」

♪「the corner」
♪「パラシュートの部屋で」
この曲ではASKAさんの声の調子が悪そうでした。歌っているのを見ると、ちょっと辛そうだったなぁ~。
♪「夢の飛礫」

MC。
CHAGEさん「いらっしゃい!どうぞ座ってください、座席をただの荷物置きにしないように(笑)。」
ここで着席しましたが、着席すると前の男性の頭でCHAGEさんが見えなくなってしまいました(泣)。スクリーンを見たり、横から顔を覗かせたりして何とか見えるようにしたのですが、なかなかCHAGEさんの姿を確認することが出来ず…
座りのほうが二人がよく見えると予想していたのですが、実は立っていた方がよく見えたのでした。
やっぱり中途半端なアリーナ席より、遠くてもスタンド席の方が背の低い私にはいいのかもしれません。中でも、今回はステージすぐ横のスタンド席(NとH)が羨ましい私です。ふたりにいじってもらえたり、花道に二人が来た時はすごく近いですからね。
4、5日はスタンド席なのですが、残念ながら今回はNでもHでもありませんでした…
「NOT AT ALL」の時は両日Hだったんだけどなぁ…確かに、あの時は意外に近くに見えてビックリしました。
愚痴っぽい話になってしまって本線からそれたので、CHAGEさんのMCに戻ります。

「ようこそ!ピンクレディーです!!」CHAGEさんの口から出た意外な名前に「そう来たか~!!」といった感じです。ピンクレディーといえば、小さい頃に歌っていたような記憶がかすかに残っています。
このピンクレディーネタ、途中まで結構引っ張っていて、CHAGEさんがASKAさんを「ケイ!!」と呼ぶ場面もありました。ということは、CHAGEさんがミー??
「昨日も盛り上がりました。」とのCHAGEさんのコメントを嬉しく思いつつも、「昨日のお客さんに対するフォローなのかな?」とも思ってしまいました。
「出席を取ります!」と、CHAGEさんが昨日と同じく「出席簿」を取り出しました。
「細かいほうがいい?大雑把な方がいい?呼ばれたひとは、ちゃんと応えるように!!」
「どっちから呼ぼうかな…??」とステージのすぐ横のスタンドの両端をキョロキョロと見るCHAGEさん。ASKAさん側のスタンド席を見ていたのですが、パッと逆を向いて「N-!」とCHAGEさん側のスタンドを呼びました。昨日と同じくお客さんたちが「ワー!!」と応えるも、「こんなもんなの?」とやっぱり不満げなCHAGEさん。「もう1回やらせて~!」というお客さんの声を無視して、「H-!」とASKAさん側のスタンド席を呼びました。
すると、予想通りものすごい歓声が聞こえてきました。
CHAGEさん、Nブロックの方を指して、「アウト!!」と一言。そして再びNブロックを呼ぶと、大きな歓声が聞こえてきました。
「やれば出来んじゃない!…『やれば出来んじゃない!』って先生によく言われなかった?オレはよく言われた。」と言いつつ、昨日に懲りず「ロイヤルボックス~!!」と呼びました。
しかし、やっぱり今日も無反応。CHAGEが「失礼いたしました。」と謝っていました。
「お紅茶でも飲んでいてください…」のCHAGEさんのコメントに、思わずその様子が頭に浮かんできて笑ってしまいました。しかし、お紅茶って…笑えるわぁ~
「これから3つづつ呼びまーす!A、B、C-!、D、E、F―!、G-!」昨日もGブロックは単独で呼ばれていましたが、昨日も今日もすごく盛り上がっていました。
で、少し間を置いて、「アリーナ!!」
私も「イエーイ!!」と応えます。
「最後は全員で!!」との呼びかけにもう一度「イエーイ!!」と応えました。全員だと歓声もすごい!!

出席確認も無事終わり、「STAMP」の話に続きます。話の内容は大体昨日と同じだったと思います。
「こんな曲もやります」というMCでは、「えっ?うっそー!アンビリーバボー!!」と今日もオーバーアクションなCHAGEさんでした。

♪「WALK」
♪「今日はこんなに元気です」

MC。
CHAGEさん「『STAMP』には13曲収録されていますが、実は『14番目のSTAMP』という曲がありまして、これから話が長くなりますよ…」といつものように「14番目のSTAMP」の話をASKAさんに振りますが、何か気になった様子。
「マイク、なんでこんなに太いの?」とASKAさんに尋ねるCHAGEさん。
よく見ると、ASKAさんのマイクの周りに黒い布がグルグルと巻かれているようです。
それに対して理由を説明するASKAさんですが、「それ白かったら、電磁波が防げるんだよね…」とタイムリーな話題を持ってきたCHAGEさんに対してお客さんが大爆笑になりました。
「お客さんは(爆笑できて)いいけど、こっちは立場上ね…、新聞記者も来てるし…」と困ったようなASKAさん。
「マイクが寒かったんだね」と何度も言うCHAGEさんに、「そうそう、マイクが寒かったの」と最後にはそういう結論にさせられてしまったASKAさんです。

ASKAさんが『14番目のSTAMP』の説明をしていると、ピンスポットが当たっているのにやはり手持ち無沙汰の様子のCHAGEさん。
ASKAさんが「ライトを消してください。」というと、CHAGEさんのピンスポットがすうーっと消えました。
「こわいよ~」とCHAGEさん。で、ライトが復活したのですが、なぜかCHAGEさんにはブルーのライトが当たっていました。思わず爆笑!!スタッフの遊び心かなぁ?
「なんでオレだけ青なんだよっ!!」とCHAGEさん。
「似合ってるよ(笑)」とASKAさん。そのまま青だったら面白いかも~とちょっと思ったのですが、CHAGEさんのライトが無事白に戻りました。

「14番目のSTAMP」のASKAさんの説明のところは、昨日の分かったような分からないような説明とは違って、今日は話がうまくまとまっていました。
「勇気ある撤退をしました。ってわざわざいうことでもないんだけど、言うとカッコよく聞こえるでしょ?(笑)」とASKAさん。
で、ASKAさんがCHAGEさんに話を振ると、「ようやく話せるー!!」と嬉しそうなCHAGEさん。
ピンスポットの中で一人取り残された様子を「飲み終わったペットボトルみたい」と表現するCHAGEさん(ASKAさんだったかな?)。そのあと、別の表現(からからに乾いてどうたらこうたら…だったかな?)をしていました。

「これ(『14番目のSTAMP』)、知らなかったらもぐりです。出てけー!!」と言うCHAGEさんに、「すいません、すいません」とペコペコ謝るASKAさんでした。

♪「僕はこの瞳で嘘をつく」
♪「終章(エピローグ)」
♪「鏡が映した二人でも」

MC。
メンバー紹介を始めました。
今日はCHAGEさんの「ジュンでーす!」はありませんでした。
ASKAさんが澤近さんの紹介の時に、「今日は映ったね?」とか何とか言ってました。昨日のASKAさんのニヤニヤと何か関係あり??
二人が歌の準備をしている時に、ASKAさんのマイクに黒い布を巻くスタッフ。
そのマイクを指して、「それ、『○○○』みたいだね。」とCHAGEさん。この『○○○』は3文字だったのですが、初めて聞いた言葉だったので忘れてしまいました。なんやったんやろう??
で、「『○○○』って何?」と聞くASKAさんに、「なんだったっけなぁ~?忘れた」とCHAGEさん。なんじゃそりゃ~!!とズルッとこけそうになってしまいました。
そんな話をしている中で、ステージのすぐ横のスタンド席をチラチラと見ながら、突然、、「その席とあっちの遠くても後ろの方(ステージの正面席)とだったらどっちがいいの??」と尋ねるASKAさん。両端のスタンド席が「こっち~!!」とアピールします。
で、スタンド席に尋ねたはずが、アリーナの前の方でも盛り上がったらしく、「そこは分かってるから!!」とアリーナ前方にツッコミを入れるASKAさん。
両端のスタンド席の観客に、ASKAさんが「そうなんだ~、アンケートに御協力ありがとうございました。」と返事をしながらそのまま歌に入りました。いつも歌に入るタイミングが絶妙で、あんなタイミングでよく歌に入れるよなぁ~と感心してしまいます。

♪「SAY YES」
今日はまわりに立つ人がいなくて、「ここで私が立つと後ろの人が見えなくなるしなぁ~」と思ったので、最後まで座って聞いていました。前のセットリストではこの曲がなかったこともあって、ここはお客さんの意思がうまく一致しないですね…
前の男性は立つだろうと思ったのですが、座って聞いていました。

♪「ひとり咲き」
今日は最後の「ひとりぃ~♪」のところで「ワァ~」と大きな歓声が上がっていました。
最後、ASKAさんがすごい勢い(CHAGEさんのNL並に)でギターをかき鳴らしていて、ちょっとビックリ。

♪「YAH YAH YAH」
歌が始まる前のASKAさんの「んん~♪」がよく聞こえました。この日だけでなく、最近のライブでは良く聞こえてるいるような気がします。
最後のふたりがギターを弾く部分で、ふたりがギターを弾きながら立っている姿勢から段々しゃがんだ姿勢になっていくのですが、ASKAさんがバランスを崩してしまって、よろけるときにCHAGEさんを掴んでいたので、CHAGEさんを道連れにしてふたりで後ろにのけぞるような形でこけていました。
ちょっとしたハプニングだったと思うのですが、初めて見た人にはそういう演出に見えたかも…

♪「なぜに君は帰らない」
♪「港に潜んだ潜水艇」~ギターソロ
もともとみんなの頭でふたりが見にくかった上に、みんなが頭の上で手拍子をすると、さらに見えにくくなったりしたのですが、いつも通りにノリノリになって楽しむことが出来ました。

♪「Trip」
今日も光の中の二人を見れて、もうそれだけで満足です!!

♪「THE TIME」
ASKAさんが歌詞を間違えて「アワワワ…」となって、歌の中で「ゴメン!!」と謝っていました。
それと、なぜか分からないのですが、この曲で妙に感動してしまって、ポロッと涙が出てしまいました。
これまでにも、他の日のライブや別の曲で、「やばいっ!泣きそう…」と思って涙をこらえていたことが何度かあったのですが、今日はなぜかこの曲でほんのちょっとだけ泣いてしまいました。自分でもなんでこの曲でウルッと来たのかが分かりません。

♪「PRIDE」

最後のMC。
「『CHAGE&ASKA THE LIVE 今日のお客さんも最高!in大阪城!!』…もそろそろ終わりに近づいてまいりましたが…」とCHAGEさん。
「やだぁ~!!」という観客の声に、「出会いがあれば別れもある。だから第二ボタンをください」とCHAGEさん。第二ボタン…そんなものもあったっけ??遠い思い出…
「僕らはずっとコンサートをやってきましたが、一つ一つの積み重ねで、そのたびに宝物が増えていきました。今日もまた宝物が増えました。どうもありがとう~!」

ASKAさん「8月25日に24周年を迎えて、12月31日、1秒を超えると25周年を迎える年になるわけですよ。その時に何か記念になることをやろうかと。2000年に福岡ドームでやりました。」
「行ったよー!」の声に、「覚えてるよ~。」とASKAさん。
「『千年夜一夜』、いいタイトルですねぇ。千年のうちの一晩という意味ですからね。『僕らがホーム、我らがドーム』…??こんな感じのタイトルでしたねぇ…」
「ホントは8月25日にやるのがいいんだろうけど、暑い!!12月は寒いんで屋内でやろうかと。札幌でやります!」
「エーッ!」と観客。そのあとCHAGEさんも「エーッ!」と後ろから叫んでいて、「おまえが言うなよ~」とASKAさん。
「年末はやることないので。皆さんお忙しいとは思いますが、ちょっとでも時間があればご参加ください!!」と深々とお辞儀をするASKAさん。

で、最後のコメントになるわけですが、これが初めて聞く内容でした。
「『シュハリ』。シュは”守る”の守、ハは”破る”の破、リは”離れる”の離。」
ということは、「シュハリ」は「守破離」と書くんですね!初めて知る言葉です。
「守、教えを守って、破、その方法を変えていって、離、自分の独自の方法を作り出していく。安定しないで、安定しているように見えるかもしれないけど、揺れていたい。そういう姿勢、姿勢というと言いすぎかな?形を取っていきたいと思ってます。」と、ASKAさんは大体こんなことを言っていたと思います。

♪「太陽と埃の中で」
最後の「DAY END NIGHT TIME~♪」と「THE TIME」のサビのところはちょっとくらい歌ってもいいかなぁ~と思って声に出して歌っていることが多いのですが、今日は結構声に出して歌ってしまいました。もちろん大感動ですが、すごく楽しかったです。

最後は前の男性の頭の隙間から二人が見えなくなるまで必死に見送っていました。
今日も9時20分過ぎくらいに終了。
2日連続ライブのあと、1日お休みで、いよいよ城ホール後半戦が始まります!!
残り2日も思いっきり盛り上がりたいと思います!!


 
 
 


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